case

解決事例一覧

相続人との連絡が取れず停滞していた相続手続について、調停を利用せず解決した事例

2026.06.11
年齡 30代
ご相談者様の状況 被相続人の息子・娘
遺産の種類 不動産・現金・預貯金
ご相談分野 相続人調査/その他:(書類作成)
担当弁護士 後藤 祐太郎
解決までの期間 約4ヵ月

ご相談時のご状況

ご相談者様は、お父様の相続に伴い、長年居住している実家不動産を取得したいと考えていました。
しかし、相続人のうち、代襲相続人であるお孫様側との連絡が円滑に取れず、遺産分割協議が進まない状況となっていました。
他の相続人との間では大きな争いはなく、遺産分割の方向性について概ね合意できていたものの、一部の相続人から必要書類の返送が得られないため、相続手続が長期間停滞していました。
また、調査を進める中で、お父様名義の財産だけでなく、祖母様名義の不動産についても未了の相続手続が存在することが判明し、複数の相続を整理しながら手続を進める必要がありました。

解決に向けた当事務所のアドバイス・対応

当事務所では、まず戸籍や財産資料を精査し、お父様及び祖母様それぞれについて相続関係及び相続財産を整理しました。
その上で、ご相談者様が不動産を取得することを前提に、法定相続分や代償金額を試算し、具体的な遺産分割案を作成しました。
さらに、相手方に対して相続関係図、財産目録、遺産分割協議証明書及び説明文書を送付できるよう書類を整備し、ご相談者様が円滑に手続を進められるようサポートしました。
また、今後の進め方や、協議が成立しない場合に想定される遺産分割調停についても説明を行い、状況に応じて適切な対応ができるよう助言しました。

解決にあたってのポイント

相続手続では、相続人同士が直接やり取りを行っている場合、感情的な対立や過去の関係性から協議が進まなくなることがあります。
本件では、直ちに調停を申し立てるのではなく、まず相続関係や財産内容を整理し、必要書類を適切に作成した上で、ご相談者様を通じて丁寧な働きかけを継続しました。
その結果、当初は協力が得られなかった相続人からも必要書類の返送を受けることができ、相続人全員の書類が揃いました。最終的には調停手続を利用することなく相続手続を進めることが可能となり、ご相談者様の希望に沿った形で解決に至りました。

相続人との連絡が取れない、協力が得られないといったケースであっても、相続関係や権利関係を整理し、適切な書類を準備することで、裁判所の手続を利用せず解決できる場合があります。お気軽にご相談ください。

お電話050-5799-4483

無料相談

公式LINE