期限内に正しく相続税申告しましょう
相続は、様々な法律がかかわる複雑な手続きです。
例えば、遺産を相続することで発生する税金（相続税）1つとっても、色々な法律がかかわってきます。
遺産相続によって相続税が発生した場合、決められた期限まで（相続開始を知った日の翌日から10ヶ月以内）に申告・納税しなければいけません。
万が一、申告・納税しなかった場合には「無申告加算税」が課せられます。
その場合「通常の納税額×15～20％」相当の税金が上乗せされることになります。
また、申告・納税したとしても、期限を過ぎてしまった場合には、「延滞税」が課せられ、申告期限の翌日から納付する日までの日数に応じて税金が上乗せされます。
そして、申告・納税したものの、税務署から納付金額が少ないことを指摘され、修正申告した場合には、「過少申告加算税」が課せられ、「不足額×10％」相当の税金が上乗せされることになります。
このように、期限内に正しく相続税を申告・納税しないと、様々なペナルティを負うことになります。
相続税申告の期限
相続税は、相続が開始したことを知った日の翌日から10ヶ月以内に申告・納税しなければいけません。
その期限を過ぎると、通常の税金にペナルティが上乗せされて、余計に支払わなくてはいけなくなってしまいます。
そのため、基礎控除以上の遺産があり、相続税が発生する時には、期限をきちんと確認した上で、正しい金額を税務署に申告・納税することが重要となります。
相続税申告でポイントとなるのが「土地の評価」
相続税申告でポイントとなるのが、「土地の評価」です。
遺産に土地が含まれていると、その評価方法で揉めることが少なくありません。
それは、現金のように評価方法が一律ではないからです。
様々な遺産の中でも、土地はその大部分を占める重要なものです。
しかし、評価方法が色々あるため、査定の依頼先によっては適正な評価額が得られないケースもあります。
当事務所では、土地の評価を行う時には、現地調査等を含めて、土地の形状、周辺の状況などの要因をトータルに考慮して、評価額を決定します。
また、税理士だけでなく、弁護士、司法書士も所属しておりますので、相続税申告だけでなく、相続登記や相続手続などの周辺領域までトータルでサポートが可能です。
相続税申告、その他相続手続全般についてのお悩みは、お気軽に当事務所までご相談ください。
相続に関するご相談は、すべてご対応可能です。
