年齡 | 50代 |
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ご相談者様の状況 | 相続人本人 |
遺産の種類 | 不動産・現金・預貯金 |
ご相談分野 | 遺言執行 |
担当弁護士 | 久富 達也 |
解決までの期間 | 約3ヵ月 |
ご相談時のご状況
依頼者様のお母様が亡くなり、相続手続きを進めるためのご相談を受けました。
お母様は生前に公正証書遺言を作成しており、相続人は依頼者様とその兄の2人です。
しかし、依頼者様とお兄様は20年以上も連絡が取れていなかったお兄様から突然手紙が届き、財産の根拠資料を送付するよう求めるものでした。
このような状況に対して、依頼者様はどのように対応すべきかをご相談されました。
解決に向けた当事務所のアドバイス・対応
まず、依頼者様からお預かりした遺言書を詳細に確認し、遺言内容が遺留分を侵害している可能性があることがわかりました。
そのため、どのくらいお金を払わないといけないのか検討、ご説明しました。
また、依頼者様が遺言執行者に指定されていたため、今後、相続人との間で不和が生じる可能性を考慮し、当事務所では依頼者様に代わって遺言執行を行うことを提案しました。
解決にあたってのポイント
遺言執行を当事務所が代理で行うことにより、依頼者様はお兄様と直接やり取りをする必要がなくなり、精神的な負担を大きく軽減することができました。
その結果、相続手続きがトラブルなくスムーズに進めることができました。
まとめ
相続人との長年の疎遠な関係が問題となり、一度は難航するかと思われましたが、遺言執行を代理することで、依頼者様が精神的な負担を軽減し、円滑に相続手続きが進められる結果となりました。
相続の際には、トラブルを未然に防ぐためにも早期に専門家に相談することが重要です。
当事務所では、相続に関するあらゆるご相談をお受けしておりますので、お困りの際はぜひご連絡ください。