年齡 | 50代 |
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ご相談者様の状況 | 被相続人の息子・娘 |
遺産の種類 | 不動産・現金・預貯金・生命保険金 |
ご相談分野 | 遺産分割 |
担当弁護士 | 久富 達也 |
解決までの期間 | 約3ヵ月 |
ご相談時のご状況
ご相談者様の父(被相続人)が亡くなったことを受け、相続手続きが必要になりました。
しかし、ご相談者様を含む相続人は、父と長らく連絡を取っていなかった関係で、今後の相続に関してご不安を抱えておられました。
また、相続人間においても普段からあまり仲が良くないこともあり、相続争いを避けるため、予め遺産分割協議書を作成したいという強いご希望がありました。
財産の分け方については、全ての財産を4分割することで話がまとまっていましたが、協議書作成中に新たな問題が明らかになりました。
相続財産の一部であるマンションが、10年以上前に亡くなった相続人の祖母の名義のままであったため、相続手続きがこのままだと進められない状況でした。
これについて、ご相談者様は全く把握していなかったため、他にも新たに発見される財産があるかもしれないことを考慮し、慎重に進める必要もありました。
解決に向けた当事務所のアドバイス・対応
当事務所では、まず、相続財産の一部であるマンションが祖母の名義のままであることを確認しました。
そのため、父の相続分だけではなく、祖母の財産についても適切に分割する必要があるので、相談者様へご説明をし、父の遺産分割協議書だけではなく祖母の遺産分割協議書も作成しました。
また、今後新たに発見された財産に対しても、相続人間で円滑に分割できるようにするため、協議書には4分割で分ける旨の分割方法も明記しました。
これにより、後々追加の財産が出てきても、事前に相続人間で取り決めた分割方法を守ることができ、相続争いを防止するための対策を講じました。
解決にあたってのポイント
今回のご依頼では、相続人間の仲を踏まえて意見がまとまっている間に迅速に遺産分割協議書を作成し、相続人間で取り交わしをしました。
これにより、相続人間の意見の食い違いが生じる前に、確実に遺産分割の取り決めを行うことができました。
また、新たに発見された財産にも対応できるよう、柔軟な対応を事前に準備したことで、相続手続きが円滑に進みました。
相続手続きに不安がある場合は、当事務所にご相談いただければ、専門家としての経験と知識を生かし、確実で安心できるサポートをさせていただきます。
相続人間での対立や財産の不明点など、どんな問題にも丁寧に対応し、最適な解決策を提供いたします。
ぜひ一度当事務所にご相談ください。