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解決事例一覧

複数回の婚姻・離婚歴がある被相続人の相続手続きをスムーズに進めた解決事例

2025.03.24
年齡 70代
ご相談者様の状況 被相続人の息子・娘
遺産の種類 現金・預貯金/生命保険金
ご相談分野 相続手続
担当弁護士 後藤 祐太郎
解決までの期間 約5ヵ月

ご相談時のご状況

依頼者の母親が被相続人の相続手続きのご依頼です。被相続人は生前に二度の結婚と離婚を繰り返しており、名字がそのたびに変更されていました。そのため、依頼者は被相続人の亡くなる直前の名字すら把握していない状況でした。

被相続人は最後の数年間を高齢者施設で過ごしており、死亡後、依頼者は銀行口座や生命保険の手続きを進めるため、必要な書類を受け取る予定でした。
しかし、施設の職員が誤って、被相続人の弟(90歳以上)に先に預金や保険に関する書類を渡してしまいました。
依頼者は被相続人との関係が悪かったこともあり、被相続人の弟とも積極的に関わりたくないと考えていました。
さらに、高齢の弟に連絡を試みたものの、意思疎通が難しく、書類の回収が困難な状況でした。
このような背景から、依頼者は相続手続きの代行を当事務所に依頼されました。

解決に向けた当事務所のアドバイス・対応

当事務所では、依頼者の負担を最小限に抑えながら、スムーズな相続手続きを実現するため、以下の対応を行いました。

①被相続人の戸籍の取得と相続人の確定

被相続人の出生から死亡までの戸籍を迅速に取得し、法定相続人を確定しました。複数回の婚姻・離婚歴があるため、戸籍の収集には専門的な知識が求められますが、当事務所が対応することでスムーズに進めることができました。

②法定相続情報一覧図の作成

相続手続きを簡略化するため、「法定相続情報一覧図」を作成し、銀行や保険会社での手続きを円滑に進められるよう準備しました。この一覧図を用いることで、各金融機関への提出書類の負担が軽減されました。

③死亡診断書の取得手続き

被相続人が高齢者施設に入所していたため、死亡診断書の取得に際し、施設側との調整が必要でした。当事務所が施設とのやり取りを代行し、依頼者の負担を軽減しました。

④預貯金および保険金の請求手続き

施設側の手違いにより、重要書類が被相続人の弟に渡ってしまっていましたが、預貯金や保険金の手続きは書類がなくても進められる場合があります。当事務所が必要書類を整え、金融機関や保険会社と交渉することで、速やかに手続きを進めることができました。

解決にあたってのポイント

①必要な戸籍の取得

戸籍の取得を迅速に行い、相続人を確定婚姻や離婚歴が複数回ある場合、個人で戸籍を収集するのは非常に時間がかかります。当事務所が手続きを代行したことで、無駄なく最短ルートで必要な戸籍を取得し、相続人を確定することができました。

②法定相続情報一覧図の活用

法定相続情報一覧図の活用により、金融機関での手続きがスムーズに「法定相続情報一覧図」を作成することで、各金融機関での手続きを簡略化し、依頼者の負担を軽減しました。これにより、相続財産の管理・分配が迅速に行えるようになりました。

③関係各所とのやりとりの代行

関係各所とのやり取りを当事務所が代行施設や金融機関、保険会社との交渉を当事務所が行うことで、依頼者の心理的・時間的負担を大幅に軽減しました。特に、高齢の被相続人の弟と直接やり取りする必要がなくなったことで、依頼者にとって大きな安心材料となりました。

まとめ

相続手続きは、被相続人の家族構成や婚姻歴によって複雑化することがよくあります。
また、関係者との意思疎通が難しいケースでは、スムーズな手続きが妨げられることも少なくありません。
今回のケースでは、当事務所が戸籍の収集から相続人の確定、各種手続きの代行まで一貫して対応したことで、依頼者の負担を最小限に抑えつつ、迅速に相続財産を整理することができました。
相続に関するお悩みがある方は、ぜひ当事務所までご相談ください。経験豊富な弁護士が、依頼者の状況に合わせた最適なサポートを提供いたします。

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