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弁護士コラム

あなたも「●●なはず」と思っていませんか?

2015.11.16

多くの方がなぜ、事前に相続の相談ができないのか。
ずっと考えてまいりました。
そして、いろいろな相談者様のお話をお伺いしていて分かってきたのですが、「●●なはず」と思っている方が、世の中多いからのように感じるのです。

例を挙げますと
「私は介護をしているのだから、多く遺産分割してもらえるはず」
「親と同居だから、今のこの住まいは自分のものになるはず」
「長男で跡取りだから、多く遺産をもらえるはず」
「法律で決まっているのだから、遺産分配は平等なはず」
まだ4つしか例を挙げていませんが既に、自分にあてはまっているという方、いらっしゃるのではないでしょうか?

介護は、遺言書に「それを理由に遺産分割をこのように」と記載があれば別ですが、通常は配慮されません。
同居をしていても、不動産相続が主たる財産ですと、普通兄弟は黙っていません。
長男だからって、遺産分割割合が変わるという法律はありません。
法律で法定相続の順位と相続割合は決まっていますが、遺言書があれば、その通りにならないケースが多いですし、遺言書に記載がなくても、法定相続人間で話し合いをして、法律通りにならないことだってあります。

「●●なはず」という考え方は、後々の相続問題の起因になりかねません。
相続問題を起こさないためにも、早めに当事務所へご相談ください。

 

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