遺品整理を進めるための作業についてご説明します。
⑴リサイクル家電の処分
リサイクル家電は、燃えないゴミではなく以下の方法で処分する必要があります。
・家電リサイクル券を購入して、家電メーカーに持ち込む
・家電リサイクル券を購入して、指定場所に運ぶ
・売却できそうなものはリサイクルショップに持っていき、買い取ってもらう
⑵片付けを始める前に部屋の状況を把握する
部屋全体には、様々な種類の遺品が残っています。
その中から、残すもの、廃棄するもの、供養するものなどに分別していきます。
これらの作業をするにあたり、部屋全体を見渡すことで、作業量の見通しをたてることができるのです。
なお、部屋の確認時には、クローゼットの奥や、物置きなども見落としがないように注意しましょう。
⑶分別を始めていく
遺品整理業者は必要なもの、不要なものをまとめるために搬出しやすい場所にスペースを確保し、玄関までの導線となるルートを片付けていきます。
まずリビングから片付けを始め、スペースを確保し、次に導線までの様々なものを片付けてルートを確保、最後に各部屋の遺品を分別するという手順で片づけを進めていくことをお勧めします。
⑷相続手続きに必要な書類を探す
生命保険証券や保険証、不動産登記事項証明書など必要なものを探し、手続きを進めていくことが必要です。
⑸ゴミの分別、出し方を調べる
市町村によっては分別方法や出し方が異なるので、分別する前に調べましょう。
⑹廃棄物を処分
廃棄物の処分は様々な方法があります。
・市町村指定のゴミステーションの回収日に持っていく
・市町村指定の廃棄物処理施設に自分で持っていく
・市町村指定の運搬業者に取りに来てもらう
※取りに来てもらう場合は、市町村指定の一般廃棄物収集運搬業者
⑺部屋の掃除をおこなう
荷物を搬出した後は、掃除をしましょう。