解決事例一覧

【運送業】運送業特有の労務課題を整理し、就業規則・賃金規程等を実態に合わせて整備した事例

2026.10.07
業種 運送業
企業規模 従業員50名以下
カテゴリ 規程整備
担当弁護士 坂本 志乃
ご契約方法 フレックス顧問契約

ご相談時のご状況

依頼者様は、運送業を営んでおり、事業拡大に伴う従業員数の増加や労務管理の複雑化を背景に、現在使用している就業規則や賃金規程等の見直しをご希望されました。
特に、運送業では、長距離運行や不規則な勤務時間、歩合給制度など、一般的な勤務形態とは異なる労務管理が必要となりますが、既存の規程と実際の運用との間に一部ずれが生じていました。
また、労働時間管理や割増賃金の計算方法、休日の設定方法、育児・介護休業制度への対応など、法令や近年の制度変更を踏まえて整理すべき事項も複数ありました。
そのため、現在の運用状況を確認したうえで、実際の業務内容に適した就業規則・賃金規程等へ見直したいとのご相談をいただきました。

解決・改善に向けた当事務所のアドバイス・対応

当事務所では、現在使用されている就業規則、賃金規程、育児・介護休業規程その他の労務関係書類を確認するとともに、実際の勤務体系や給与計算方法についてヒアリングを行いました。
また、規程の修正にあたっては、依頼者様との対面での打合せを複数回実施し、現場での運用状況やご担当者様が抱えている疑問点を一つずつ確認しながら、実際の業務に適した内容となるよう調整を進めました。
そのうえで、運送業特有の勤務実態を踏まえ、労働時間、休日、割増賃金、歩合給等の取扱いについて整理しました。
具体的には、休日の設定方法について、年間休日数の確保や従業員への明確な通知の必要性を説明し、実際の運用に合わせた取扱いを検討しました。また、時間外労働、深夜労働、休日労働が発生する場合の割増賃金の考え方についても整理し、給与計算方法との整合性を確認しました。
さらに、歩合給制度の取扱いや法改正に伴う育児・介護休業規程の見直しなど、会社の制度全体についても確認し、将来的な労務トラブルを防止する観点から必要な修正を行いました。
これらの検討結果を踏まえ、依頼者様の実際の運用に合わせた就業規則、賃金規程等の修正案を作成し、今後の労務管理に活用できる形で整備しました。

依頼による効果とトラブル回避

既存の規程と実際の運用状況を確認したうえで見直しを行ったことで、依頼者様は、自社の勤務実態に適した労務管理のルールを整備することができました。
また、これまで曖昧になっていた労働時間や休日、賃金計算の取扱いを整理したことで、従業員との認識違いや、将来的な残業代請求等の労務トラブルを防止するための基盤を構築しました。
さらに、法改正への対応や、事業の実態に合わせた制度設計を行うことで、今後従業員が増加した場合でも、一貫した労務管理を行える体制づくりにつながりました。
当事務所では、単に法改正に合わせて規程を修正するだけではなく、企業ごとの事業内容や実際の運用状況を丁寧に確認したうえで、現場で継続的に運用できる就業規則・社内制度の整備をサポートしています。

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