- 反社会的勢力への法的対応
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反社会的勢力と企業が直面するリスク
反社会的勢力とは、暴力団やその関係団体、さらにその周辺者など、社会的秩序を乱す行為を常習的に行う集団や個人のことを指します。一見するとクリーンな企業のように見えても、実は反社会的勢力と繋がりがあった、あるいは反社会的勢力そのものだったというケースは少なくありません。近年、企業間の取引が多角化・グローバル化する中で、知らず知らずのうちに反社会的勢力との取引を行ってしまうリスクは誰にとっても他人事ではないのです。
反社会的勢力であることを知らずに取引をしてしまっていたとしても、その事実が取引先や金融機関、顧客に知れ渡れば、企業イメージの失墜へと直結し、経営を存続できなくなるケースすら考えられます。このように、反社会的勢力の介入は企業にとって多面的な危険をはらんでおり、早期の段階で適切に対応・排除していくことが何よりも重要です。
反社会的勢力への具体的対応策
反社会的勢力から悪質クレームや不当要求を受けた場合、初期の段階で「こちらは法的手段を視野に入れて毅然と対応する」という姿勢を示すことが被害拡大を防ぐうえで重要です。
相手の言い分をうのみにして安易に金銭を支払ったり、曖昧な謝罪を行ったりすると、その後も揺すり・たかりがエスカレートする恐れがあります。できるだけ早く弁護士へ相談し、交渉窓口を代理してもらうことが急務です。
加えて、取引停止や契約解除を行う際には、契約書や法令上の根拠を確認しながら進めることが不可欠です。例えば、契約書に反社会的勢力であることが判明した場合の解除条項が設けられていれば、それを根拠に取引終了を宣言できます。また、警察や行政機関との連携も有効な手段です。反社会的勢力の実態が疑われる場合、捜査機関への情報提供によって嫌がらせや不当要求の抑制につながるケースもあります。
反社チェックの重要性
反社会的勢力のリスクを排除するうえで欠かせないのが、事前の反社チェックです。取引先が反社会的勢力と繋がっていないか、反社会的行為に関与していないかをリサーチすることで、リスクのある取引先との関わりを未然に防ぐことができます。特に新規取引を開始する際や、資本提携・業務提携を結ぶ際には、信用調査やデータベースの活用が効果的です。取引後に「実は相手が反社会的勢力だった」という事態が発覚すると、深刻なダメージを被るため、必ず取引の開始前にチェックをかけるようにしてください。
当事務所でも反社チェックサービスをご提供しており、顧問先様には顧問料の付帯サービスとして追加料金なしでご利用いただけます。
社内コンプライアンス体制と従業員教育
反社会的勢力との取引を回避するためには、外部への注意だけでなく社内コンプライアンス体制の充実が欠かせません。
具体的には、従業員向けのコンプライアンス研修を定期的に実施し、その中で反社会的勢力との取引を防ぐための周知徹底を行うほか、万が一反社会的勢力が疑わしい事案が発生した場合の相談窓口や通報フローを整備することなどがここにあたります。
特に従業員一人ひとりが反社会的勢力への対応を適切に実施できるよう、日頃からの教育研修や仕組みづくりが効果的だといえます。
反社会的勢力対応に関する当事務所のサポート
反社会的勢力からの不当要求や悪質なクレームを受けた場合は、弁護士が法的根拠に基づいて迅速に交渉・対応を行います。威圧的言動や根拠のない損害賠償要求といった行為に対し、弁護士が窓口となることで被害を最小限に抑えられるほか、警察や行政機関が必要な場合もフォローを行います。
また、反社会的勢力との取引を防止するための社内教育や録音・保存指針の策定により、再発リスクの抑止もサポートします。
なお、顧問弁護士を就けておくことで、反社会的勢力かも?と疑問に思った段階ですぐに法的助言を受けられるだけでなく、新たな取引先や契約相手が出てきたタイミングで素早く反社チェックや契約書のレビューを行えます。継続的なリスクマネジメントをご希望の場合は、顧問契約のご活用もご検討ください。
反社会的勢力とのトラブルは、一度巻き込まれると深刻な被害が生じることも珍しくないため、早期の段階で専門家による総合的なアプローチを導入し、反社会的勢力との関わりを断つ体制を構築することが極めて重要です。
当事務所は、単なる法的アドバイスに留まらず、実際の交渉やリスク管理まで一貫したサポートを行っておりますので、もし何らかの問題が発生しておられる場合は早急にご相談ください。
