内部統制・ガバナンスでのチェック項目
プロマーケット(TOKYO PRO Markert/Fukuoka PRO Market)への上場準備において、
内部統制・ガバナンスは「会社がルールどおりに動いているか」「問題が起きたときに是正できるか」を外部に説明するための重要な分野です。
株式・役員の整理が会社の内部統制構造の確認であるのに対し、内部統制・ガバナンスでは日常業務の中でルールが実際に機能しているかが問われます。
チェック項目例①:規程整備状況
内部統制・ガバナンスの起点となるのが、業務規程、内部統制規程、コンプライアンス規程などの社内ルールが適切に整備されているかという点です。
具体的には、「事業内容や組織体制に照らして必要な規程が揃っているか」「法改正や組織変更を踏まえた更新が行われているか」「規程が形だけの存在になっていないか」
といった観点から整理を行い、プロマーケット上場を前提とした規程体系へ整えていきます。
チェック項目例②:規程適合性・機能性
規程は整っていても、実務と乖離している場合には内部統制として機能しているとは評価されません。
この項目では、次のような点を重点的に確認することとなります。
●実際の業務フローが規程どおりに運用されているか
●例外的な対応が常態化していないか
●規程を根拠に判断・是正が行われているか
重要なのは、規程が「守られているか」ではなく、「使われているか」という視点です。内部統制としての実効性が問われます。
チェック項目例③:コーポレートガバナンス体制・法令順守体制
内部統制・ガバナンスでは、取締役会や各種委員会の運営ルール、コンプライアンス体制の実態も確認されます。
問題が起きたときに会社としてどう動くのかという観点から、以下のような点を中心に上場審査に耐えうるガバナンス・コンプライアンス体制があるかが審査されます。
●法令違反や不正が起きた場合の報告ルートが整理されているか
●相談・通報が機能する体制になっているか
●経営層が状況を把握し、是正に関与できる仕組みがあるか
伴走支援だからできること|上場コンサルでのサポート事例
Nexill&Partners Groupでは、内部統制・ガバナンスについても規程を作成して終わりではなく、運用が回るところまでを支援しています。
事例①:規程整備・改訂の伴走支援
既存の業務規程や内部統制規程を精査した結果、事業内容や組織体制と合っていない部分が見つかった企業に対し、規程の整理・改訂を段階的に実施しました。
単なる文言修正にとどまらず、実務フローと紐づく形にすることで、上場基準をクリアできるような規程体制の整備を実現しました。
事例②:規程適合性・機能性の改善
規程は存在するものの、実際には守られていない・使われていない状態にあった企業に対し、
業務の流れを確認しながら改善策について、現場と密にコミュニケーションをとりながら検討いたしました。
「なぜ守れないのか」「どこで形骸化しているのか」を整理し、内部統制として機能する運用へと見直しました。
事例③:ガバナンス・コンプライアンス体制の整備
ガバナンスやコンプライアンスに関する対応が、属人的・場当たり的になっていた企業に対し、報告・是正の流れを整理しました。
取締役会での共有方法や対応ルールを明確化し、問題が起きた際に組織として対応できる体制を構築しました。
当グループのプロマーケット上場支援コンサルティングの特徴
Nexill&Partners Groupでは、プロマーケットへの上場に特化して豊富な対応経験をもとに伴走型の支援を行っています。
他の法律事務所やコンサルティングファーム、J-Adviser/F-Adviserとは異なる立場で一緒に上場を目指すための体制構築を行います。
内部統制・ガバナンスに特化した伴走型サポート
当グループの伴走型支援は、内部統制規程や業務規程を形式的に作成・改訂して終わるものではありません。
●現在の業務フローの中で、どこで規程が使われているのか
●規程どおりに対応できていない場面がある場合、その理由は何か
●問題が生じた際に、規程を根拠として是正が行われているか
上記のような点を確認しながら、内部統制が上場後も機能する状態になるような形で段階的に支援します。
5士業法人によるワンストップ体制
内部統制・ガバナンスの整備では、法務、労務、業務プロセス、コンプライアンスといった複数の課題が同時に関係します。
Nexill&Partners Groupでは、弁護士・社会保険労務士・行政書士などが連携し、分野ごとに切り分けず、一体として整理することで、上場審査の視点で一貫した内部統制・ガバナンス体制を構築できます。
法務・実務の両面を支援
内部統制・ガバナンスでは、法的に正しい規程があっても、実務の中で使われていなければ評価されません。
Nexill&Partners Groupでは、規程や制度は整っているが実務で活用されていない状態や、
実務は回っているが法的な裏付けが整理されていない状態を解消する方向性での支援を行うことで、上場審査における指摘リスクを、事前に低減することが可能になります。
まずは現状の課題をチェック| スモールDD
内部統制・ガバナンスについて、まずは現状を把握したい企業向けに、スモールDD(簡易デューデリジェンス)をご用意しています。
小規模DDを通じて、規程整備状況や運用実態を整理し、改善が必要なポイントを可視化します。
上場検討の際は伴走型の専門家の活用をご検討ください
内部統制・ガバナンスは、上場準備の後半でまとめて対応しようとすると、大きな手戻りが生じやすい分野です。
弁護士・社労士・行政書士などの専門家と伴走型で進めることで、上場準備のスピードと精度を高めることができます。
プロマーケット(東京プロマーケット/福岡プロマーケット)への上場を検討されている場合には、ぜひ一度ご相談ください。
