財務・資産管理でのチェック項目
プロマーケット(TPM/FPM)への上場準備において、財務・資産管理は会社がどのような資産・負債を保有し、それを正確に把握・説明できているかを確認するための重要な分野です。
数値として計上されているかどうかだけでなく、権利関係・契約内容・実態が一致しているかが問われます。
チェック項目例①:不動産・動産の整理
企業が保有する不動産や動産については、所有権や使用権の帰属が明確になっているか、登記や契約内容と実態にズレがないかを確認します。
具体的には、「不動産の登記名義と実際の使用状況が一致しているか」「動産や設備の所有者・リース関係が整理されているか」
「関係会社や役員個人との資産の混在がないか」といった点を精査し、第三者から見ても、権利関係や管理状況が一目で分かる資産管理体制へと整備します。
チェック項目例②:知的財産権の管理
特許権、商標権、著作権などの知的財産は、事業価値を支える重要な資産である一方、管理が不十分な場合にはリスクにもなり得ます。
上場準備では、下記のような点を確認し、権利関係と実態が一致した管理体制を構築します。
●権利の帰属が会社に適切に整理されているか
●共同開発や外注先との契約で権利関係が不明確になっていないか
●更新・管理が継続的に行われているか
チェック項目例③:借入金・社債の整理と財務情報の整備
借入金や社債などの負債についても、単に金額を把握しているだけでは十分とはいえません。
借入条件や返済スケジュールが整理されているか、担保・保証の内容が把握できているかといった点を確認し、
財務諸表上の表示と契約内容に矛盾がないかを含めて整理を行います。
伴走支援だからできる|上場コンサルでのサポート事例
Nexill&Partners Groupでは、単なる助言にとどまらず、実務の整理から改善対応までを伴走型で支援しています。
事例①:不動産・動産の整理と登記対応支援
保有不動産や主要な設備について確認を行ったところ、登記名義や権利関係と、実際の使用状況との間にズレが生じていることが判明しました。
当事務所にて以下の対応を行い、社内外から確認を受けた際にも、資産の状況を整理して説明できる管理体制を構築しました。
●不動産・動産ごとの権利関係を一つずつ整理
●使用実態や契約内容との整合性を確認
●必要な登記修正や書類整理を段階的に実施
事例②:知的財産権の確認・整理支援
特許権・商標権の管理状況を精査したところ、権利帰属や契約内容が不十分なケースが見つかりました。
当事務所では、契約関係の整理と管理体制の見直しを実施しました。
第三者からの確認や資料提出にも対応しやすい形で、知的財産の管理状況を整備しました。
事例③:借入金・社債管理と財務諸表整備支援
借入金や社債の管理が属人的になっているという問題があり、契約内容・返済条件・財務諸表表示を整理しました。
会計・税務チームとも連携し、上場申請に耐えうる財務資料を整備しました。
当グループのプロマーケット上場支援コンサルティングの特徴
Nexill&Partners Groupでは、プロマーケットへの上場に特化して豊富な対応経験をもとに伴走型の支援を行っています。
他の法律事務所やコンサルティングファーム、J-Adviser/F-Adviserとは異なる立場で一緒に上場を目指すための体制構築を行います。
財務・資産管理に特化した伴走型サポート
財務・資産管理は、後からまとめて修正しようとすると、権利関係や契約内容の再確認が必要になり、対応に時間を要するケースが少なくありません。
当グループでは、「現在どの資産・負債を保有しているのか」「それらがどの資料・管理方法に基づいて把握されているのか」
「管理が特定の担当者に依存していないか」といった点を整理しながら、是正対応と管理方法の見直しを段階的に進める支援を行います。
一時的な整理で終わらせず、日常的な管理に無理なく落とし込むところまでを含めて伴走します。
5士業法人によるワンストップ体制
Nexill&Partners Groupでは、弁護士・司法書士・税理士が連携することで、財務・資産管理における複数分野に渡る課題も一体的な整理が可能です。
個別最適に陥ることなく、上場準備全体との整合性を保った財務・資産管理が可能になります。
法務・実務の両面を支援
財務・資産管理では、権利関係が法的に整理されていても、実際の管理方法が曖昧であれば、継続的な把握や運用が難しくなります。
当グループでは、形式上の整備だけを行うのではなく、日常的な管理実務と乖離しない形での整備を支援します。
まずは現状の課題をチェック| スモールDD
財務・資産管理について、まずは現状を把握したい企業向けに、スモールDD(簡易デューデリジェンス)をご用意しています。
小規模DDを通じて、資産・負債の整理状況を可視化し、改善が必要なポイントを明確にします。
上場検討の際は伴走型の専門家の活用をご検討ください
財務・資産管理は、上場準備の初期段階から整理しておくことで、後工程での手戻りや説明負担を軽減できます。
弁護士・司法書士・税理士などの専門家と伴走型で進めることで、上場準備のスピードと精度を高めることが可能です。
プロマーケット(TPM/FPM)への上場を検討されている場合には、ぜひ一度ご相談ください。
