解決事例一覧

【建設業】代理店契約解約における適切な合意書作成によるトラブル回避

2026.01.09
業種 建設業
企業規模 従業員10名以下
カテゴリ 契約書
担当弁護士 中山 恵
ご契約方法 フレックス顧問契約

ご相談時のご状況

相談者様は、人工芝を製造・販売するメーカー企業で、複数の代理店と契約し商品の供給・販売を委託していました。しかし、経営方針の変更により一部の代理店が契約解除を希望しており、解約に伴うトラブルを避けたいとのご依頼を受けました。契約解約後の金銭清算や物品返還を明確にするため、解約合意書の作成が必要と考え、当事務所にご相談されました。

解決・改善に向けた当事務所のアドバイス・対応

まず、解約に至った理由を詳細にヒアリングしました。これに基づいて、解約後に発生する可能性のあるトラブルを未然に防ぐために、以下の対応を行いました。

解約合意書の作成

解約合意書には、契約の終了日、権利金の返還方法、貸与品の返還など、解約に関する詳細な取り決めを明確に記載しました。これにより、今後発生しうる金銭的なトラブルや、物品の返却に関する問題を事前に解決しました。

債権債務の確認

解約後、相談者様と代理店との間に未清算の債権や債務が存在しないことを双方で確認しました。これにより、今後追加の請求やトラブルを防ぎました。

秘密保持義務の明記

商品の製造方法や施工方法には高度な機密が含まれているため、解約後も秘密保持義務を遵守するように、合意書にその旨を記載しました。契約終了後に漏洩のリスクを避けるための重要なポイントです。

適正な事業運営にあたってのポイント

代理店契約には、様々な義務が定められていることが多く、ただ単に契約を終了させるだけでは不十分で、トラブルを未然に防ぐための具体的な措置が必要です。解約合意書を作成することで、以下の点が事業運営において重要なポイントとなります。

トラブル防止

解約合意書を作成することで、金銭的な清算や物品の返還が明確化され、後々の不安要素を取り除くことができます。これにより、事業者は安心して次のステップに進むことができます。

知的財産権の保護

契約終了後も企業秘密が漏洩しないよう、守秘義務の対象や義務の内容を明確に定めることが重要です。これにより、商品のブランド価値を保持し、ビジネスの持続可能性を高めることができます。

専門家への相談

解約に関する手続きがスムーズに進むように、解約合意書の内容を弁護士の視点から確認してもらうことで、後々のリスクを避けることができます。複雑な解約契約でも、専門家のアドバイスを受けることで、問題が未然に防げます。
代理店契約を解約する際には、ただ契約を終わらせるだけでなく、契約終了後のリスクを最小限に抑えるための準備が必要です。解約合意書を作成することで、双方にとって納得のいく解決が図れ、今後の事業運営にも良い影響を与えることができます。
もし、契約解約に関してお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

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