ご相談時の状況
ご相談の経緯
当グループにて定期的なDDに関するご相談をいただいているJ-Adviserの企業様から、現在指導を行っている小売・サービス業(従業員約200名、複数店舗展開)のDDを実施してほしいとご紹介いただきました。
社内状況の課題感
J-Adviserからの指摘事項について、企業にて順次対応を行いJ-Adviser側でもチェックを進めていたため、最終的な上場直前の正式なDDの実施が必要な状況でした。
普段からプロマーケット上場時のDDを数多く対応している当事務所において、法務面・労務面を総合的にチェックした上でアドバイスが欲しいと打診をいただきました。
当グループでのご提案・実行支援
フルパッケージDDの実施・レポート提出
本件は上場直前の段階であったため、簡易的な確認やスモールDDではなく、上場審査に用いるためフルパッケージのデューデリジェンスを実施しました。
フルパッケージDDでは、上場審査を前提とした観点から、法務面および労務面について総合的なチェックを行い、 J-Adviserが求める取引所のガイドラインに沿ったDDを実施させていただきました。
フルパッケージDDの結果については、法務・労務それぞれの観点から整理したレポートとして取りまとめ、報告会を何度か経ながら改善を確認し、最終的に上場において問題ない旨の意見を付して納品させていただきました。一部調整や確認が必要な事項についてはJ-Adviser/F-Adviserとも連携し、審査上求められる観点に漏れがないよう確認を行いながら進めました。
結果と今後の動き
本件ではプロマーケット上場を実現することができ、上場準備の最終局面を安定した形で乗り切ることができました。
上場後を見据えた視点も社内に共有され、今回のDDで整理した内容を基盤として、上場企業としての体制運用を継続していくフェーズへと移行しています。
現在は、上場後のガバナンス運用や労務管理の安定化を意識しながら、事業拡大に向けた次のステップを検討しており、上場準備で行った整理を一過性の対応に終わらせず、企業成長に活かしていく体制づくりが進められています。
上場直前にフルパッケージDDを実施し、最終確認を行ったことで、不確実性を最小限に抑えた状態で上場を実現できた事例となりました。
