医師の離婚で最も問題となるのは、財産分与の割合でしょう。
そもそも財産分与とは、夫婦が婚姻中、共同で築き上げた共有財産を、その築き上げた寄与度に応じて分配しましょうという制度です。
だとすれば、夫の収入がかなり多く、共有財産を築き上げた寄与度について、夫の寄与度が大きいとなれば、夫の取り分が多くなって当然です。
ただし、世の中の男女平等との風潮を背景に、裁判所は可能な限り夫婦を平等に扱おうとします。そこで、法的に説得的な書面にて、今回は平等でなくても当然なのだということを裁判官に分からせなくてはなりません。
その作業を行うのが弁護士です。
医師・歯科医師の方々は、離婚に際し、ご自身で対応しようとせず、必ず弁護士のアドバイスを受けるようにしましょう。
離婚についてお悩みの医師・歯科医師の方々は、お気軽に相談専用フリーダイヤル(0120-755-687)までお問い合わせください。