借金の問題と切っても切れない関係にあるのが、担保の問題です。担保というのは、日常用語としても使われることのある言葉なので、何となくイメージはできるかと思います。要するに、お金を貸す側(債権者)は、お金を借りた人(債務者)がそのお金を返せなくなった場合に備えて、何かしらの予防策をとっておこうと考えるのが通常で、その予防策というのが“担保をとっておく”ということになります。お金を借りた張本人がきちんと返済をすることが確実なのであればわざわざ担保をとっておく必要もないのですが、何があるかわからないので、お金を貸す側としては、やはり担保をとっておいて、万が一の場合に備えておきたいわけです。
そして、債権者は最終的に担保を実行することによって、貸した額と同額をきちんと回収することが目的ですから、担保の対象としては、借金額と同等かそれ以上の価値を有する“物”か、借金額を代わりに支払える“人”でなければ意味がありません。前者を物的担保、後者を人的担保と呼びます。
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