電通の違法な長時間労働問題で,電通東日本など子会社5社も社員に労使協定の上限を超える残業をさせていたとして,労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかった。
平成27年12月,電通本社の新入社員が過労自殺したことを踏まえ,労務局などは電通本社と支社3社及び子会社5社に立ち入り調査を実施し,本社と3支社に対しては強制捜査を実施している。
本社と3支社については,法人としての電通と計4人の幹部が労働基準法違反で書類送検されているが,今後是正勧告が守られなかった場合,子会社5社についても刑事事件へと発展する可能性がある。
電通社員自殺事件を受けて,現在,会社の労務管理に対する社会の目は日に日に厳しくなっています。残業代の支払に関する規則整備はもちろんですが,労働時間のコントロールや,各手当制度の見直しも必要となっているところです。
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