自動車総連は4月4日,春季労使交渉のベースアップ(ベア)の回答状況を中間集計した。トヨタ自動車などの完成車メーカーが軒並み前年割れとなる一方,人手不足への危機感をバネに組合員数300人未満の中小企業が大幅に伸びた。既に年収水準が高く,厳しい国際競争にもさらされる完成車メーカーが相場形成をリードする構図が変わってきた。
自動車総連によると,4日までにベアの回答のあった組合のうち,組合員数300人未満の労働組合の平均回答額は1,274円と,同3,000人以上の平均である1,253円を上回りました。
このような逆転現象は,2014年に現在の方式を採用して以来初となります。今年は,相場形成をリードするはずのトヨタ自動車の交渉状況が伝わらず,全体的に厳しい交渉となりました。
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