航空券の発券トラブルのあった旅行会社「てるみくらぶ」(東京)が3月27日,経営破綻した。観光庁は同日,同社のツアーを利用した海外渡航中の旅行者数が26日時点で約2,500人に上ると明らかにした。同庁は「航空券の発券手続きがされていれば帰国できる」と説明。国土交通省を通じて国内外の航空会社に対し,発券済みの旅行客の搭乗を拒否しないよう要請した。
同社は27日,東京地裁に自己破産を申請し,破産手続開始決定を受けました。負債総額約151億円,代金を支払い済みの顧客は8~9万人とみられ,旅行代金の債務は約99億円,弁済限度額は1億2,000万円とのことです。
通常これほど多数の消費者を巻き込む場合,事前に裁判所に相談をしたうえで破産申し立てをします。
今回も,申立てと破産手続開始決定も同日に行われていますし,おそらく事前に相談していたのでしょう。
てるみくらぶに旅行代金を支払ったのに旅行できなかった方は,日本旅行業協会のホームページ(https://www.jata-net.or.jp/travel/info/qa/bond/170324_terumiinfo.html)に還付についての記事がございますので,速やかに登録をしておきましょう。
今後,破産管財人から破産開始決定通知が届くと思いますが,届かない場合は東京地裁か管財人に問い合わせるようにしましょう。
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