今回の記事では、人事の定例業務についてお話します。人事は、入社・退社などの従業員に関する手続き全般に携わります。従業員の個人情報を扱うので、漏洩させることがないように十分に注意する必要があります。
<人事の定例業務>
・健康保険・介護保険料率改定の確認(3月)
毎年3月に健康保険と介護保険の保険料率が改定されるので、最新の保険料額表を準備・確認します。
・雇用保険料率改定の確認(4月)
毎年4月に雇用保険の保険料率が改定されるので、最新の雇用保険料率表を準備・確認します。
・労働保険の年度更新手続き(6月)
毎年6月1日から7月10日までの間に労働保険概算・確定保険料申告書の提出と保険料の納付を行います。
・特別徴収税額の更新(6月)
毎年5月末頃までに会社に送られてくる特別徴収税額通知書を確認して、6月からはこの通知書に基づいた住民税額を給与から控除します。
・社会保険の定時決定(7月)
毎年7月10日までに健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届を年金事務所に提出します。
・社会保険の標準報酬月額等級の更新(9月)
前述した算定基礎届の提出により新しい社会保険料が決定したら、9月からはこの決定に基づいた保険料額を給与から控除します。
・厚生年金保険料率改定の確認(9月)
毎年9月に厚生年金保険の保険料率が改定されるので、最新の保険料額表を準備・確認します。
・年末調整(12月)
年末調整を行い作成した支払報告書を市町村に、源泉徴収票と法定調書合計表を税務署に提出します。
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